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help RSS もたれずに、柔らかく、玄米をおいしくたべよう。玄米は放射性物質デトックス食品です。

<<   作成日時 : 2011/05/12 20:02   >>

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 種子は水が少なく発芽に適さない環境の時、休眠ホルモンと呼ばれるアブシジン酸というホルモンが出ている。玄米も種子なので、水につけていない状態だとアブシジン酸が出ている。アブシジン酸が残った状態では、種子は発芽できないし、そのまま炊くと固くて胃を痛めてしまう。

 水につけると発芽の条件が整ったと感じてアブシジンに変わってジベレリンというホルモンを合成する。ジベレリンは糊粉層(ぬかの部分)に働きかけ、そこででんぷんを分解する酵素・アミラーゼが合成される。そしてアミラーゼが胚乳のでんぷんをブドウ糖にして、発芽のための養分になるという仕組み。水につけることで、米が自らでんぷんの分解までやってくれることになる。だからそれを人間が食べた時、負担が少なくなるというわけ。

 水につけないで玄米をいきなり炊くと、このアブシジン酸のせいで、硬い、胃にもたれる玄米がたけてしまう。ジベレリンが働き出すことで消化しやすい、胃にも優しいものになる。玄米は、硬くて、胃にもたれて、おいしくないと敬遠する人が多いけれど、たぶん浸水時間が足りないのではないだろうか。

 玄米食をすすめる医師の本などでも、「玄米は固いからよくかんで」などと平気で書いてあるものが多い。でも、玄米の硬さは、仕方のない事ではない。単に、浸水が足りなくて、アブシジン酸が残り、ジベレリンが働いていないものを食べているからなのだ。

 玄米は、発芽させて、発芽玄米として食べるべきなのだ。店頭には高価な発芽玄米が売っているけれど、毎日食べる玄米はあまり高価なものでは長続きしないし、炊くまえに12時間ほど浸水させておけば、冬でもしっかり発芽してくれる。夏場は、もう少し短時間でもOK。あまりに熱い季節には、冷蔵庫に入れて浸水させておく。

 高価な胚芽玄米を買うよりは、その分のお金で有機無農薬か、できれば自然栽培米を買うことをおすすめする。日本の有機農法の基準では、14種類もの農薬を使うことを許容しているのだ。自然栽培米は一切の農薬、肥料(有機肥料も含めて)を使わないで、土の力だけで育てている。現在、この自然栽培のコメや野菜が静かに広がりつつある。放射性物質も問題だけれど、農薬や化学肥糧も人間の体にダメージを与える。

 玄米に豊富に含まれる食物繊維が、腸内で細菌叢を育て、様々なデトックス効果を発揮してくれる。放射性物質だけではない。たとえば、余分なコレステロール、腸内の発癌物質、余分な脂肪分を排出してくれるし、当の代謝をゆっくりにする効果も高い。

 玄米にバランスよく含まれる様々な栄養素の中で、「フィチン酸」と「「イノシトール」は注目を集めている。この二つの栄養素は、相乗的に働いて、「抗酸化力」と「免疫力」を高めることに役立つ。放射性物質が発がんを引き起こすのは、体内にフリーラジカルを作り出してしまう事と、免疫力をさせてしまう事によるのだから、まさに、玄米は、がんを予防するパワーを秘めていることになる。

 三大療法に頼らずに、がんを自然退縮させて、がんから生還した人たち、余命宣告をされて医師から見放されたにもかかわらず元気に生還した人たちの多くが、玄米の力を借りていることもうなずける。広島や長崎で、多くの内部被ばく者が、発がんし、苦しんでなくなっていった中で、玄米と味噌汁をしっかり食べた人たちが、元気に放射線障害をはねのけたという事実も、十分に納得できるのだ。

 放射性物質による環境汚染は、現代の多くの発癌要因のうちの一つなのだ。もちろん、これ以上放射性物質で環境を汚染することを許してはいけない。それと同時に、その他の要因も含めて、がんにならない、自分の体の中に毎日5000個作り出され、常時10万個は存在するというがん細胞を免疫力と抗酸化力で処理してゆく力を高めないといけない。

 チェルノブイリから十年たったころから、北日本の乳がんの死亡率が跳ね上がったというデータがある。おそらく、チェルノブイリから飛んできた放射能が、この時期での数値の激増に関係しているに違いない。同時に、過酷な労働環境、精神的ストレス、食生活の悪化、化学物質による環境汚染等々、そのほかの要因も含めて、現代人の発がんリスクが高まっている。

 これらのすべての要因で発生するがんを克服するのは、私たちの体内の免疫力と抗酸化力のアップ以外にない。それらの力をアップしてゆくために、玄米と、みそ汁(大豆発酵食品と野菜)が、力になってくれることはまちがいがない。

 それと同時に、大切なポイントがストレスケアーなのだ。我々の身体はストレスによって交感神経優位となり、それが、免疫力低下とフリーラジカルの増加を招き、そのことが、がんへの引き金を引いてしまう。日本では,禅の伝統がある。アジアにはヨガの伝統がある。どちらも,丹田呼吸をベースに、ストレスのセルフケアーをする。

 日本の伝統的な食べ物と、瞑想、気功の文化が、日本人を、この困難からきっと乗り越えさせてくれると思う。がん細胞があっても(すべての人にそれはあるのだ)がんにはならない、仮にがんが見つかっても、それを自然退縮させる力が人間には本来備わっているのだから。

 がんにおびえるのはよそう。余命宣告なんかに振り回されるのもやめよう。いのちの力をたぎらせて自分の中のがん細胞をのりこえてゆこう。

 玄米というのは、いのちの種子。命の塊なのだ。

 福島原発の周辺から避難した子供たちの中で、下痢の症状が慢性化しているものが増えているという。下痢は被曝による症状の最初に現れるものなのだ。避難所で、カップめんが山積になっている。インスタント食品ではなく玄米を自然塩で握ったものと、わかめと野菜のたっぷり入った味噌汁を食べさせてあげたいのだけれど。


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農山漁村文化協会
藤城 寿美子

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発がんリスクと放射能汚染
1945年以前、がんは死亡原因で1%以下の珍しい病気でした 広島長崎に続き、人類は多くの核による環境汚染を広げてきました。環境汚染はそれだけではありません。多くの公害、化学物質による水、大気の汚染。そしてストレスいっぱいの過酷な競争社会・・それらのリスクが複合的に作用しあって、今やがんは死亡原因で第一位30%を大きく上回っています。 ...続きを見る
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2011/08/07 16:20

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